花火の音はなぜかどことなく郷愁を誘われますね。
どうしてでしょうか、花火を見ているとわけもなくいろいろと許される気がしてきます。
ついそんなことを呟いてしまったのが、彼には少々意外だったようです。
すこし目をみはった彼に頭を撫でられてしまいました。
彼も彼で自分の行動に驚いたのか、「つい」だとか「妹が」だとかよくわからない言い訳をしていましたが...... 彼は根っからの長男体質なのかもしれませんね。
僕よりもすこし小さいはずの手が、いやに大きく感じられてすこし泣きそうになったことは秘密です。
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