身体が動かない。たぶん、精神が動くことを拒否しているのだと思う。
せいぜいこうして日記に文章をしたためるくらいだ。
こんなことになっても僕は涼宮さんに言われたとおりにこんなものを書いている。

今日の僕の団活不参加は夏風邪ということで処理されたらしい。
昨日一度家に戻った彼が、涼宮さんの命令で見舞いと看病と称して再びやってきた。
おまけに僕が回復するまでここに泊まりこむという。
そんなことをする必要はないのに。
それとも僕を憐れんでいる?

帰れ、といったつもりだった。たぶん、朦朧とした意識が正しければ言ったのだとおもう。
でも彼は帰らなかった。時間ごとに食事を作り、僕の部屋へ様子を見に現れる。

わざと彼を傷つけるような言葉を選んでいるのに、なぜか彼は安堵したような顔をする。

気持ち悪い。放っておいてほしい。僕を見るな。


頼むから見ないでくれ。



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