今日は一日自宅で宿題を仕上げるようにとの涼宮さんの仰せで、一日家に缶詰状態が続いている。
夏休みももう終わりだと思ったら、なぜか無性に彼に会いたくなった。
明日からまた学校がはじまるというのに、どうしてだろう?
どうしても会わなくてはいけないような、そんな気がしている。
電話をしようと思ったけれど......なぜか気恥ずかしくてできなかった。
声だけではこの感傷的な気持ちが見透かされそうで。
彼はメールに気づくだろうか。
もし気づいたら――いえ、でもまた明日会えるのだから。
会って、話ができたらそれで十分だ。
いまここで伝える必要なんて、きっとない。
――そんな言い訳をするのは、僕が臆病だからなのだろうけど。