さて、彼と僕の嗜好については若干の齟齬があるということはすでに認識済なわけですが、おおむね好みのカップリングが同じでも着眼点が違うというのは更によくあることであり、加えて僕らの心をぐっと掴むようなカップリングに未だお互い出会えていないという点は非常に考察すべき点であるかと思います。と、つらつら書いてみるのは、帰りの新幹線が大雨ですでに五時間遅延しているせいでもあるのですが......ともかく、森さんが言うところの「好みのカップリングがなければ作ればいいのよ!」とは至言であるかと。まさしくその通りです。
普段はさすがに電車のなかで読む勇気のない僕らですが、車内が空いていたこと、森さんにいただいた新刊がシンプルな文庫の装丁であったため、気づいたら二人とも黙々と読みふけっていました。さすが森さん、隙のないプロット、展開、面白さ、そして萌え......最高です。森さんのお書きになるツンデレは常々最高だと思っていましたが、今回など神がかっています。そしてそのモデル、森さん、彼ですか。彼なのですか。そして相手役は僕ですか。年下超能力少年が平凡な男子高校生を守って戦うとか。たしかに萌えましたが!
ええ、帰り際の森さんの満面の笑みの理由を理解できましたとも。素敵な物語をありがとうございます、と、現実逃避気味に思いつつ、オフ会で知り合った方の新刊セットを開いてみたら――ええと、これは。またしても僕らですか。まあ彼がかわいらしいのは非常に納得ですが、僕ってこんなにきらきらしてましたっけね。確かに彼は一見平凡なのにとても強くて、優しくて、でもそれを素直に表してくれない、なんて、あれ、考えてみたら最高に好みじゃないですかアリですねそれ。
でもそういえば彼の好みって年下攻だったような......あ、いえ、ヘタレ攻めがお好きだったような......そして僕はツンデレが好き......え?

僕×彼、アリじゃないですか? これ。

そういえば彼は意外に少女漫画的な展開がお好きでしたね。
ちょっとそちらの方面にも手を伸ばしてみようかな......

(新幹線、まだ動きそうにありません。でもこの話題でまだまだ盛り上がれそうです。朝まで眠らずいけますよ!)



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