莫迦は俺かお前か、そんなことは最後までわからないだろ?外は嵐が続いている。
あの空間の発生を心配して外に出ようとするので、縛り付けてのっかかっていた。
なんてわけがわからない衝動だ。はじめてじゃないんですかなんて、意味のわからない質問だな。
どうだろうか。そんなことさえ曖昧な世界で、俺はお前を選んでいる。それだけが現実だ。
正直痛いし散々だったがな、目の前で染まっていく表情は、悪くない。

どうせ、あんな目で俺を見ているくせに。逃げられると思うなよ。
いつまで理性にしがみつくつもりだ。

早く溺れてしまえば良いのに。
そうすりゃきっと、明後日までの数日間くらいはすべてを忘れられるだろ。
身体中痛い、のに妙に笑い出しそうなんだ。
夢の中と現実が交差する。これは、俺のものだ。と、繰り返し咽喉の手前で呟く。


壊れているのは俺なのかもしれないな。別に、それでもいいけれど。放さない。



次の日記 | 一覧へ戻る | 前の日記