どんな状況でも花火は花火だ。

そろそろ焦らないといけない気もするんだが、な...
相変わらず事態に何ら変化がないのもあの笑顔の前じゃ弾け飛びそうだ。衣装は偉大だというがなんというか、そんなときだけ無邪気になるもんだからなぁ...結局のところ、俺はハルヒに甘いのか。
しかし毎年毎年手を変え品を変え苦労をしているだろう花火は一万何千回と同じなのか。なんて無粋な質問は控えておいたが、長門がここ数日の中じゃ、心なしか楽しそうな感じがしたのは気のせいじゃないだろう。まあ多分、だが。 いつ見たって花火はいいもんだろ?
朝比奈さんが音に飛び上がっていたのは彼女らしく大層可愛らしいわけではあるが、慣れていないわけではないようで軽く安心した。俺としてはあの心臓にきそうな音が結構好きなんだ。妹は昔からあの音に泣いていたけど。 響く感じがして良い。

おまえはどうだ?と不意に問いかけたくなるのは何でだろうな。
真っ直ぐ花火を見つめている横顔に、何処か見覚えがある気がする。こんな風にどこかで、俺はあいつと話したんだろうか。



次の日記 | 一覧へ戻る | 前の日記